下書き保存に残ってたいつかの文字2
「人格」
大きな暗い闇。誰にも言ってない心の闇をかかえてるでしょう。
見透かすように言われて思わず目をそらした。
見ないでくれ。分からないでくれ。解らないでくれ。恥ずかしい過去だ。隠すべきだ。わたしは普通の人間だ。友人にも両親にも兄弟にも異性にも、きちんと愛されてきたのだ。と嘘をならべて微笑み返す。
…怖い。
本当は分かってほしかったのかもしれない。分かってほしかったというか、分からないとおもうけど、気付いてほしかったように思う。
いつも他人と少し距離を置いて接しているこの部分も、誰にも言いたくなかった過去の話も、全部自分であり、幼少期に形成された人格なのだと、分かっているけど、大切な誰かにも分かってほしかったのかもしれない。
わたしは今、過去の自分に復讐しながら生きています。
この意味がわかりますか?
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これ、2015年2月28日に保存してた。
闇が深いんじゃ〜(千鳥ノブ風