いつか
大きくて白いふかふかのベッドで大好きな人と寝るんだ
黙れ
この世界が続いてしまうなら
もういっそきえてしまいたい
わたしがいなくなったって
世界はつづくし
世界はまわるし
世界はひろいし
世界はなくならないだろう
かなしいきもち
なくならないの
いつだってここにあるの
また引き戻されるの
呪われてる気しかしない
くもったフロントガラスではうまく運転できなくて事故をおこすの
ヘッドライトが片方切れても自分じゃ気がつかないし
盲点になってみえないところに
なにかがいる
ぶつかって壊れて
人を巻き込む
どうか、
どうかお願い
呪いよとけて。
今日の昼までは調子よかったのに
なんで急にくるの
こないでよ
もうこないでくれ
大っ嫌いだ。
引っ越し作業なんてもうしたくない
明日荷物を運ぶ
万全の体制でいきたかった
悔しい
まだからまってる
悔しい悔しい悔しい
なにがどうなってんだ
うるさいなぁもう心がうるさい
心が泣くほうへ意識をとばすと
くるしいようになるから
もう無視
しゃあらっぷ
memo
引っ越しするときに大変だから
物を増やさない暮らしを。
あると便利だけどなくても大丈夫なもの
は、買わない
追記
小物はまあ大丈夫かも
大物家具は増やしたら
次の部屋の間取りとかあるから
大物家具は増やさない意向で。
***
明日から引っ越し。
正式にはあさってからだけど。
明日はもう小さいものは移動させようかと思っている。
あさってはもう大物家具だけにしようかな。
さあ、どこから手をつけるか。
段取りを考えるのは好き。
quickly
早く引っ越したい
二つの家があるのは集中できない
火曜日から荷物動かそうそうしよう
but
あのとき
あの島根旅行にいったとき
くらいによく聴いていた音楽を
久しぶりに聴いたらゲロでそうになった
寒い冬
雪の匂い
いつも寝るのは深夜から朝方
声を殺す長電話とか
すべての季節に記憶がアレする
未来に可能性を抱く瞬間って
心拍数上がって頭がキマっちゃうけど
冷めたらマジで禁断症状並みに暗い
さ、ねよー
せかいはかわるの
書きたかった歌詞をわすれた
あの鼻歌もわすれてしまった
きみが誰でもよかったことなんて知ってる
でもきみのそばにいて
きみがらくになるんなら
それでいい
わらって
わらってほしいんだ
でも
ないてもいいんだよ
って
僕はつらくなんかないよ
いつだってかけつけるよ
都合よく使ってよ
それだけの存在でいいよ
みかえりなんかもとめてないよ
きみが僕を必要じゃなくなったら
もう会わなくてもいいから
連絡返さなくていいよ
きみからの連絡はすぐ返すよ
という詩。
+++
きみがいなくなった部屋
散らかった服たち
どう笑えばいいの
世界が白と黒とグレーになって
食べ物はぜんぶ消しゴムのあじ
着古した下着ももう新しくする理由もないし
洗濯物をまわす頻度も少なくなった
あの日からわたしはキッチンに立たなくなったし
お酒の逃げ道もなくなりました
目に入るものすべてに思い出が沁みついていて
耳にする音楽や家の匂いに吐き気がしました
生きている心地がしなくて
常に胸焼け、不快感とともに
朝目が覚め
夜眠りにつきました
必ずなんてないし
運命、永遠、愛しさ、
嫌いになりました
目を向けていられなかった
現実からは結局逃げられなかったけど
自分から逃げていました
結局何からも逃げられなかったけど
大きな壁のようなものを、
乗り越えたのか
壊したのか
わかんないけど
新しい世界が見えるようになりました
少しだけ色が戻ってきました
味覚も甘い辛い苦いわかります
小さな箱のなかでぎゅうぎゅうになって
もがいてたような気がします
酸素も圧倒的に足りませんでした
そんななかで呼吸をしすぎたときもありました
体の調子がだんだん悪くなっていきました
くすり
になってくれた
友達には本当に感謝しています
ひとりで泣きまくってもうどうにもこうにも
生きていたくないなあと毎日毎日
おもっていたときに
そっと寄り添ってくれました
わたしはきっとどこかさみしい顔苦しい顔をしていたでしょう
でも気にかけてくれて
誘ってくれて
手伝ってくれて
ありがとうでした
これからわたしのだいじな友達に
しにたくなるほどの
苦しい出来事があったら
そばにいてあげようとおもいます
世界がひろがる瞬間を体験したことありますか?
しにたくなるほどの絶望からニュートラルに戻る感覚はすごいですよ。
これからの人生も、どう楽しんでいこうかな
***
だれかのなにかにならなくったっていい