魔法
あらたな生まれ変わったわたしで
たくさん愛をあげるよ
魔法使いみたいな寝服を着て
魔法使いみたいだねってわらった
魔法使いになりたいん?
魔法使いにはなれなかったんだ
ちょうど魔法使いにはなれなかったって歌詞を考えてて
いま作ってる曲とはまたべつの
魔法がつかえなくても
ずっとずっとそばにいるね
みたいな気持ちになって
ふわんとしたゆったりめの
でも歌詞は考えさせられるかんじの
曲かきたいなあ
イメージはずっと夜の街に住んでるひとたちの話
朝も昼もなくずっと夜
街の光だけ
その街のひとは魔法が使えるひとがたくさんいて
主人公も魔法の練習をしている
魔法が使えるひとたちは
魔法でいろんなことができたり
夜ばかりの街だから
朝や昼はちゃんと陽のある街に魔法をつかっていけるんだけど
主人公は魔法がつかえなくて
魔法つかいになりたくて
そこである日魔法つかいによって
連れ去られた女の子と出会う
その子は魔法なんてひとつもつかえなくて
主人公の少しだけ使える魔法で
たとえば傷を治したり
花を咲かせたり
ものを動かしたり
それで
その子がだんだん笑顔になったりするのが嬉しくて
街のみんなは魔法をいいようにも
わるいようにも使うから、
もうじゃあぼくは魔法使いにはなれなくてもいいってなって
魔法なんかなくても
きみを笑わせてあげるから
魔法なんかなくても
ぼくがきみをまもるから
みたいなイメージ
最後は良くない結末で
魔法があったら
まもれたのかな?
とまた夜の街にひとり
ちょっと切ないイメージ
とか言って
出来上がった曲は
まったく違ったイメージになるかもだけど笑
魔法はあるよ
恋だって魔法だよね
好きは呪文
でも魔法でもなんでもないのかもしれない
この世界は嘘ばかりだし
まぼろしだし
幻覚
だから2人だけの世界
2人だけのルール
2人だけの約束
おなじものをおなじ熱量で
まもったり
かんじたり
かんがえたり
いちどしんで
生まれ変わった
おはよう
いちばんかっこいい
いちばんうつくしい
ひゅん