きもち

日々の大事なことばたち

しみじみとしたきもちで

若い頃はとても飽きっぽかった。ものに対しても、仕事に対しても、趣味に対しても、とにかくすぐ飽きた。そのくせいろんなものに興味を示すから、心も部屋もいろんなものが溢れてた。いろんなものを取り込んで、飽きたらもうそのまま放置。きっと、ずっとそうだと思っていた。治らない。きっと性格だな、って。でもいまは違う。飽きない。むしろいろんなものに興味がない。年をとって、いろんなことを自分でしなくちゃならなくなって、楽しかったり、苦しかったり、面倒だったり、なんか悲しくなったりするけど、日々が充実していて、楽しい!百点満点!とはいかないけど、母に頼りっぱなしだったあの頃の自分からは全く想像もできなかった自分になっていて、少しずつでも成長してるんだなって思う。

きっと過去にいろんなことがあって、どん底も経験したし、無職も経験したし、どんどん預金残高がなくなっていくのを感じたし、心の余裕ってやっぱりお金の余裕と比例してるなって思ったし、それでもやっぱり地元に帰らずにここでやっていってるのは、いまの楽しい仕事であったり、楽しい友達であったり、優しい恋人でのおかげだなとおもう。1つでも欠けてたら、わたしは楽しく生きれていないな。

ありがとう、と思う。

 

なんというか、全てのことが、試練であり、修行であり、わたしを成長させてくれていると思う。

 

とにかく、今あるこの幸せたちをきちんとちゃんと一定の距離感で見つめなきゃ、盲目になる。

たぶんわたしはそういう「物事」に対して、近視だから、幸せじゃないなってバカなこと考えてたら、離れて見ておこうと思った。

 

毎日あいするひとのために仕事をして、買い物にいって、ご飯を作って、洗い物をし、洗濯をし、干して、畳んで…そんな作業をいつも母はなんの文句も言わずにしていた。いま自分はその立場にいる。母みたいになれるだろうか。母は、きっと大変だったよね。そうやって大人になってくんだ。がんばろ。

 

こんど帰省したら、母にありがとうと、すごいよねって褒めてあげよう。いなかった父のぶんまで母を褒めてあげよう。